人と太陽

ケッタイな世の中になってますね。

「お前2年ぶりに突然更新しておいてなんじゃい」と言われそうですが皆さん元気ですか?僕は元気です。咳と微熱が続いてますが。嘘です。

さて、なんでしょう。今ホットな話題は。どう考えても新型コロナウイルスです。

中国の武漢からやってきたと言われるこの厄介者は今現在有効なワクチンや治療薬もなく、世界中で猛威を振るっています。

「かかったらたまに死ぬ」「感染力が半端じゃない」「薬がない」というもしこれであとかかったらゾンビになる要素を足したら完全にパニック映画モノです。

確かに怖いですねー。死にたくないしかかりたくないものです。

最初は遠い中国の話でした。

それがフィリピンで死者が出て、ヨーロッパにも感染り、

いつも遊んでる横浜には目で見える所にダイヤモンドプリンセスというでっかい爆弾が浮いてて

日本に感染り、芸能人や有名人が感染し、僕の住む街でも確認され、とうとう知っている人が感染したことを知りました。

怖いのはウイルスだけではありません。

僕がなぜか幅を利かせている音楽界。

僕は副業で音楽エンジニアをやってますが月に十数件程度あった依頼はゼロ。はっきり言ってヤバいです。

まだ、僕は副業だからマシです。ライブハウスの経営やイベント興行で生きてる人もいます。多分このままこの騒動が年内まで続くとしたら死にます。大げさではなく本当に死にます。

子供たちも休校です。

まず悲鳴をあげたのは親たち。仕事はどうするんだと。

政府は散々「女性の社会進出」だなんだ煽っておいて、学校は休みです。家で見ててね、と。

政治家のおぼっちゃまたちは「父上が働き、母上は専業主婦。母上の用事があるときは家政婦がくるでごじゃる」と思ってるんじゃないかと思えるような対応です。

当初大喜びしていた子供たちも1ヶ月近い軟禁状態にゲンナリ。

宿題はとっくに終わり、ひたすらテレビやゲームやYoutube。うちの子も暇すぎてアタマがおかしくなったのか家に買ったら自宅内でビキニ来てた日もありました。

それ以上に頭にくるのが「外に子供がいると通報する」という老人だ。

休校の間、外を子供が歩いてたりスーパーに居たりすると学校や酷い時には警察などに「子供が出歩いてる!」と通報するのだという。

学校の校庭で遊んでいれば通報、公園で遊んでいれば通報し、子供の居なくなった所で悠々とゲートボールに興じてる始末だ。

さらに我らの生活への影響を感じるきっかけになった人も多いだろう、「ガラ空きの棚」だ。

マスクはもちろん店に売っているのも今日では全く見ない。朝も早くから大行列を作り、買えればラッキー、買えなければドラッグストアの店員を罵倒する。いくつも買い占め挙げ句の果てにはネットは高額転売。

そして何故かトイレットペーパーとティッシュ、キッチンペーパーやおむつまでが棚から消えました。

これは品薄になる、供給が止まるというのは全くのデマだったらしくデマを流したとされる当本人はエライことになった。

もちろんデマを流した当本人はマジで同情の余地もないし酷い目にあってもなんも思わない。

しかし、買い占めてる人たちも同罪だ。

その結果「デマではあるが、惑わされてる人が買い占めてるのでデマが真実になる」という事態になってしまった。

今現在、東京を始めとする首都圏で週末の外出を自粛するように要請が出た。
するとどうだろう、またも買い占めが始まりスーパーには何も食べ物がなくまたもトイレットペーパーは消えた。平日の昼間は仕事をしているので買い物なんて行けない我が家は食うものがない。
僕は若いしコロナでは死なないかもしれないが、メシ食わなきゃ死ぬので仕方なく外食することにした。ジジイババアが6人集まって回転寿司食ってた。感染してしまえばいいのに。
そんな混乱が続き、とうとう人同士で小競り合いが始まった。
アメリカではコロナを「老害排除剤」と呼び若者がワザと出回って年寄りに感染させようとしている。
日本も例外ではない。僕は仕事している+子供がいる。
休校によって仕事を休んだ場合には休校補償すると政府が言えば「子持ちばっかり」と非難された。実際は休校補償なんて貰えそうに無いし、保育料は跳ね上がり細かいところを言えば食費や光熱費だって負担増だ。
しかも昼間は仕事をしているので、ドラッグストアの開店待ちをしてマスクを買うなんて無理だ。
マスクは裏ルートで仕入れるから在庫はあるので大丈夫ですが仕事帰りに食い物がない、子供用のおむつがないってのは困る。困るが昼間に動ける人が買い占めちゃってるので仕方がない。
そうなるとますます若い世代と年配者が対立する。
僕らの世代からすると、子供は通報する、朝から並んで買い占め、若い世代はイベントは自粛だなんだで、海外旅行やクルーズ旅行から帰ってきた年配者は平気でウロウロ。
流石に若い世代の不満も溜まるだろう。
自分たちの学校は閉鎖され、卒業式すら出来ない。もちろん卒業旅行だって、学生最後の休みもナシだ。テーマパークやらは閉鎖され、ライブだって軒並だめだ。
だのに海外のクルーズ旅行から帰った老人が感染してるのにウロウロ、ましてや「若者が感染を拡げる」とかなんとか言われちゃあ堪らない。

そして今週、オリンピックの延期が決まった。
それをきっかけに関東はほぼ休日は外出自粛だの東京を閉鎖だの。
もし、そう言った対応をするならば先週の春分の日の三連休からやるべきでは無かったのか。
その頃はまだオリンピックの延期は決定していない。だから「大したことないですよ、オリンピックはやりましょうね」というスタンスだったのに、延期決まった途端に「たいへんです!!東京封鎖!週末の外出自粛!ヤバいヤバいヤバい!!」と大騒ぎ。

この様子はまさに

お母さん「熱すこしあるねー。今週末の運動会はダメかなぁ…」
男の子「大したことないやい!運動会いくんだい!」
お母さん「でも…」
男の子「大丈夫だい!学校も行くし!」

お母さん「風邪が流行ってるから運動会、来週に延期だって」
男の子「あぁぁー!死ぬ!学校休む!具合悪い!だめだだめだだめだー!」

みたいな感じである。そのままである。
重なる自粛やらなんやらに「コロナ疲れ」が始まった世代はもはやオリンピックなんてやって欲しくもない迷惑でしかないものにすらなってしまっている。
さぁこうなると
「政治家」と「市民」
「子持ち」と「独身」
「若者」と「老人」

などなど、さまざまな分野で対立してしまってる現状であります。

しかしね、よく考えて欲しい。
こんな話があります。

誰も敵わない、とてもとても凶悪な妖怪がいました。たくさんの国に跨り惨忍な殺戮を繰り返していました。
人ひとりでは到底敵わない強大な力を持つその妖怪を倒すにはお坊さんや自衛隊などの人間だけでなく、東の妖怪、西の妖怪もがみんな仲良く協力してその敵に立ち向かわなくてはその敵は倒せません。
しかし、どうでしょう。その妖怪を倒す目的に焦るあまりに、それぞれがぶつかり、とうとう争い殺し合います。
しかし、それこそが惨忍なる妖怪の目的。それぞれを争わせ憎しみ殺し合わせる。仲間同士争う姿を見ながらニヤリと笑うのです。
これは「うしおととら」という漫画の話で、敵の妖怪は白面の者という大妖怪。それを倒すべく奮闘する妖怪と人間の話なんです。休校の騒ぎのときに無料で公開されてたのでドサクサにまぎれて読みました。感動した。

結局、うしおととらでは人間と、東の妖怪、西の妖怪が協力し合い大妖怪白面の者を倒すのですが、今もしコロナが白面の者だとすると、我ら日本人、いや人間は倒せるでしょうか?

今、冷静に考え今現在私たちの敵は誰でしょうか。

感染者でしょうか?外国人でしょうか?政治家でしょうか?

音楽好きな若者でしょうか?独身者でしょうか?子育て世代でしょうか?外で遊んでる子供でしょうか?買い物してる老人でしょうか?

私たちが今戦わないとならないとはこの新型コロナウイルスのみです。味方同士で小競り合いしてどうするんだ。

この憎き見えざる敵に対するワクチンはきっと僕が想像もつかないほど頭の良い人たちが、

気が遠くなるくらいたくさんのお金と時間をかけて作ってくれていることでしょう。そっちの方は任せましょう。

今世界は「パニック」という伝染病が蔓延してます。

しかしワクチンはすでにあります。”冷静”というね。

頑張ろうね。