なるほどどうして。

最近天気悪いよね。

ゆん「で、これは一体なんなの??」

ゆんくんは一人暮らしをしている。

それも割と都心というか、交通の便がいいとこに住んでるので何かと使われることが多い。

ある日

ゆん「で、どういうこと・・?」

みわ「ジュンさん死んだから持ってきた。」
ゆん「死んでるの?これ・・」
みわ「うん、死んでる。」
ゆん「困るんですが・・・・。」

ゆんの家にいるのは、もちろん家主のゆんと
みわとそして、死んだジュンさんだ。

ゆん「おい、どうした。」
ジュン「・・・・・・・。」
ゆん「死んでるか・・。」
みわ「どうしたものかね。」
ゆん「こっちが聞きたいです。」

まったく動かないジュンと困り果てているゆん。腹減ったと騒ぐみわ。

ゆん「なんでこうなったの?」
みわ「わたしとカラオケ行ってたんだ。」
ゆん「で?」
みわ「気付いたら死んでた。」
ゆん「状況がわからないよ。」
みわ「たぶんね、私が死ねよって言ったら死んだ。きっと私の呪いだ、どうしよう。」
ゆん「呪い??」
みわ「私の顔を見てマジマジとお前、歌ってる時ブサイクだなって言ったから。」
ゆん「それで死んだってわけ?」
みわ「本気でこいつうぜえなって思ったんだよね。だからきっと・・・」
ゆん「ちょっと泣かないでよ。とりあえず、すこし寝てっていいよ、ね。」
みわ「うん・・・。。」

パニックになってるみわを休ませジュンの様子を見に行ったゆん。

ゆん「おい、どうした。」
ジュン「・・・・・。」
ゆん「ダメだ。起きやしない。」
ジュン「ムクっ!」
ゆん「わ!!おい、平気か!」
ジュン「・・・・・・。」

と黙ったまま起き上がると

ジュン「・・・・・。」

みわ「キャーー!!」

歩いてみわのところへ向かうと

ジュン「・・・・・。」
みわ「止めて!!助けて!許して!」
ジュン「よくも殺したな。」
みわ「そんなつもりはなかったんです!ごめんなさい!」
ジュン「許す!」
みわ「え?」
ジュン「許す!!」
みわ「やった!」
ジュン「よし行くぞ!」
みわ「はい!」

そういうとふたりはそうそうと出て行ってしまった。

この2人が揃うと意味がわからないことが多い。

ひさびさのゆんくんでした。

メール

大辻が女子高生とメールしてるって聞いて悔しいから対抗して60年前は女子高生だった”とよこ”と”はつえ”にメールしてみた。

ジュン「最近暇なんだ。」
とよこ「すこしゆっくり身体を休められるといいですね。普段頑張ってるんだから肩の力をたまには抜いてリラクスするといいですよ。ご飯はちゃんと食べてますか?好き嫌いなく食べなくてはいけませんよ。」

ジュン「最近暇なんだ。」
はつえ「たまには遊びに来なさい。じいさんがパソコンでテレビを見れるホームページをみつけました。やしろあきを見ています。カラオケでもつれて行ってあげて下さい」

ほっこりした。

ナチュラルに恋して

ノブ「おい、なんかあの子たちがお前にアドレス教えてって言ってきたよ。」

とあるある日。
集まったらとりあえず飲むしかない、田舎のおっさんのような僕たちは相も変わらずダラダラと飲んでいた。

特に何を話すわけでもなく、いつもと変わらない状況だった。

その日そこにいたのはノブ、そして僕だ。
普通に飲んでいて僕がトイレに行ってる間に事は起きた。

ノブ「おい、なんかあの子たちがお前にアドレス教えてって言ってきたよ。」

ジュン「え?」
ノブ「ほら、あそこに座ってる。」
ジュン「あー、で?」
ノブ「本人戻ってきたら来るって。手ふってみ?」
ジュン「うん。おーい。」

僕はそのグループに手を振った。
20代前半だろうか。今風な子たちが2人で飲み会を開いてた。

ノブ「あ、来た来た。」
ジュン「ホントだ。」

女の子1「どうもー。さっきも聞いたんだけど・・・よかったら一緒に飲みませんか?」
ジュン「いいよ。」
女の子2「ホント!?やったー!」
ノブ「じゃ、横の席空いてるから動けるか店員さんに聞いてみる。」
女の子1「ありがとうございます!!」

最近の女の子は積極的だな。
そう思いながら一緒に飲むことになった。

ノブ「俺がノブで、こっちのがジュンね。」
女の子1「普段は何してるんですか??」
ジュン「普通に働いてるよ。」
女の子2「へー、どんな仕事??」
ジュン「うーん、ま。いろいろ(ちょっとめんどくさい)」
ノブ「英語だろ。」
ジュン「まあね。」
女の子2「英語話せるの?」
ジュン「うん。」
女の子1「へー!すごーい!!」

そんなどうでもいい会話が続いた。

女の子2「ちょっとトイレ言ってくる。」
女の子1「はーい。」

と、一人がトイレに行ったその時・・

女の子1「あのー、実はね。」

と片方が話を切り出した。

女の子1「あのね。あの子はジュンさんのこと好きみたいで・・・」
ノブ「あら、マジか。」
ジュン「へー。」
女の子1「よかったら・・・アドレスとか教えてあげてほしいんだけど。。」
ジュン「いいよ。」
女の子1「ホント!?喜ぶよ!!ありがとう。」
ノブ「お前も大変だな。ちょっと外出るとコレだ。」
ジュン「まあね。天下一だから。」
ノブ「何言ってんだ。」
ジュン「あ、携帯充電あったけなー。」

僕が携帯電話を取り出したその時。

女の子1「あ・・指輪・・・」
ジュン「うん?」

僕がしていた指輪を女の子が見つけたようだ。

女の子1「彼女いる??ごめんね!!」
ジュン「おらんよ。」
女の子1「だって指輪・・薬指に・・」
ジュン「これ、気に入ってるんだけど太っちゃってここ以外入んなくなったらここにしてるだけ。」
女の子1「そうなの?」
ジュン「今年入って5キロ太ったからね。」
女の子1「なんだー、びっくり!!」
ジュン「酒のせいかね。」
女の子1「そんなに太ってるカンジしないけどね。あ、ごめんあたしもトイレ行ってくるね。」
ジュン「はいはい。」

ノブ「・・・・・・。」
ジュン「あれ、トイレで話してるよな。アドレスOKだったよ!って。」
ノブ「・・・・・・・。」
ジュン「きっと全部あらかじめ決めてんだぜ。あたしが聞いといてあげるみたいな。怖いねー。」
ノブ「お前が怖い。」
ジュン「なんでだよ。」
ノブ「なんでまぁ、そうナチュラルに嘘つけるかな。」
ジュン「なにが?」
ノブ「彼女、いるじゃん。」
ジュン「うん。」
ノブ「で、なんでいないっていうわけ?」
ジュン「なんで?」
ノブ「お前・・・・」
ジュン「ま、いいじゃん。黙っとけよ。」

女の子1「ただいまー。」
ジュン「はい。お帰り。」

それからしばらく、飲んだ後これまた絶妙なタイミングで連絡先を聞かれた。

女の子2「あのー、よかったらアドレス・・・教えてくれませんか?」
ジュン「うん、いいよ。」
女の子2「ほんとですか?!やったー!」
ジュン「赤外線でいい?」
女の子2「はい!」
ジュン「はーい。」

女の子1「じゃ、ありがとねー!また飲もうねー!!連絡してね!」
ジュン「はーい。」
女の子2「おやすみー。」
ノブ「おやすみー」

僕らは彼女たちと別れた。

ジュン「どうする?もう一軒いかない?」
ノブ「いいよ。お前に話したいことあるし。」
ジュン「なに?」
ノブ「いや、後で話す。」
ジュン「なんだよ、言えよ。」
ノブ「どうするつもり?」
ジュン「何が?」
ノブ「あの子。遊ぶのか?え?」
ジュン「うーん。」
ノブ「あ、ちょい待ち。メール来た。・・・・なんだこれ?」
ジュン「なんだって??」
ノブ「”突然なのに一緒に飲んでくれてありがとうございました。すごい楽しかった!また飲みに行きましょうね”ってアレ??」
ジュン「メール早いな。」
ノブ「なにこれ?」
ジュン「お前のアドレス教えた。」
ノブ「なぜ?」
ジュン「いや、なんとなく。」
ノブ「なんでお前はナチュラルに嘘つくかな。」
ジュン「嫌だった?ごめんね。」
ノブ「いや、嫌じゃないけども・・・・。」

2軒目に入った僕ら。

ノブ「おい、また返信来たぞ。お前そうとう気に入られてるな。」
ジュン「おー、すごいね。」
ノブ「なんて返す?」
ジュン「任せるよ。」
ノブ「いやー、悩むなぁー。」

ジュン「いやー、まだ考えてないよ。」
店員「いや、だってジュンってフラフラするじゃん。さっさと繋がないととえらい目に合うよ。」
ジュン「とはいえ、今の子まだ2か月よ?」
店員「いいじゃん。別に。」
ジュン「それにオレまだ(当時)21よ?若くね?」
店員「俺結婚したの22だぞ。」
ジュン「マジかよ、その面で?」
店員「面関係ある?」

ノブ「なんの話してんの?」
ジュン「あ、帰ってきてたの。充電器売ってた?」
ノブ「ゲット。」
ジュン「メールしすぎなんだよ。」
ノブ「返信早いんだもん。あ、そうだ!お前携帯見てみ?」
ジュン「なんで?」
ノブ「なんかさ、”ノブさんのアドレスも知りたい”って言われてさ。困ったからお前の教えたんだ。」
ジュン「それはややこしいね。」
ノブ「お前が始めたことだ。付き合え。」
ジュン「わかったよ。ホントだ。来てるわ。」
ノブ「返信しとけよ。」

ジュン「いやー、それお前エグいだろ。」
店員「そうか??奥にあたるらしいよ。」
ジュン「あたるもんか?」
店員「あたるだろ。これくらいだろ・・・で、後ろからだからちょうどこの辺まで・・」
ジュン「ちょっと待て。どれくらいだって?」
店員「これくらい。」
ジュン「おい、おかしいだろ。ナマコかよ。」
店員「え?マジで?」
ジュン「普通こんなもんじゃない?」
店員「あー、どうりで・・。」

ノブ「なんの話してるの?」

ジュン「あ、帰ってきたの?」
ノブ「おう。」
ジュン「落ち着きないね。」
ノブ「すまんね。あ、そういやこんなメール来てさ。どういう意味だとおもう?」
ジュン「どれ?」
ノブ「”ノブさん大丈夫でした?ごめんなさいって伝えて!”」
ジュン「あー、それか。」
ノブ「お前なんてメールしたの?」
ジュン「ほれ。」

ノブ「”俺は彼女いるよ”っておい。」
ジュン「ん?」
ノブ「いないんですけど。」
ジュン「そうだっけ?」
ノブ「知ってるだろ。はー、なんでそうナチュラルに嘘つくかなー・・」
ジュン「まあまあ。」
ノブ「もしかしたら俺もチャンスあったかもしれないじゃん!」
ジュン「まあまあ。」
ノブ「まったくもー!!」

店員「はい、まいど!!」
ジュン「ごちそうさん!じゃ、後ろ向きっての試してみるね!」
店員「グッドラック!!」

僕たちは少し飲んだ後、いい加減帰ることにしてお店をでた。
同じ帰り道なのでしゃべりながら歩いていると・・

ジュン「おい、元気出せよ。」
ノブ「まったく。俺チャンスなくなっちゃったじゃん。」
ジュン「オレだって二度と会う気さらさらないよ。」
ノブ「そうなの?」
ジュン「おうよ。」
ノブ「そうなのか。」
ジュン「お前もナチュラルな恋の方がいいよ。見ず知らずの逆ナン女より。」
ノブ「そうかね。」
ジュン「ま、そのうちだれか紹介してやるよ。」
ノブ「マジか!サンキュー!!」

紹介する気なんてサラサラないのにナチュラルに嘘ついてノブを誤魔化し、僕らは帰りました。