半分の幸せ。

ちょっと具合を悪くいたしましてね。
病院に行ったんです。

原因とか、改善方法とか先生がいろいろ教えてくれました。
いろいろ教えてくれたんですが。
後ろの人体模型を見てて全く説明が頭に入りませんでした。
だって腸がキモいんだもん。

登場人物
ジュン 人目を気にする
たかよし 人目を気にしない

「遊んで!」
いつも突然誘ってくるたかよし。

この男、実に軽い。ノンフライスナックぐらい軽い。サクサク。
「CDラックを買いたいんだ!ついでに遊んでよ!」

「まあ、いいよ。」
「やった!じゃあ明日9時ね!!」

朝早いな、おい。

とりあえず11時くらいに家出ました。

「おそいよ、ジュンくん!!何してたの!」
「あー、ごめんごめん。途中ででっかい地震があってさー。アレはマグニチュード7はいってたね。」
ほんの冗談のつもりで言いました。
「・・マジで!うわー、怖いよなー。そればっかりは予測できないもんな。大丈夫?」
「・・お、おう。大丈夫。」
「まぁ、良かったね!行こっか!」

そして僕らは百貨店に。
「なんかさーCD増えちゃってね。置く場所がないんだ!だからどうせならデカイの買おうと思う!」
「あれなんかいいんじゃない?」
僕が進めたのは3、400枚くらい入るんではなかろうか。ものすごいデカいやつ。
「うわ!デカイ!!でもコレあったら大分入るよね!」
「そうだね。値段も手ごろだし。」
「うん、これにしよう!」

店入って5分で決めた。

「じゃ、買ってくる!」
CDラックのほうへ歩き出すたかよし。
「よいしょっと!」
高さ2メートル、幅1メートルはあるであろうラックを持ち上げるたかよし。

「ジュンくん!前がみえねぇ!ちょっと案内してよ!」
「おいおいおい!普通店員さん呼んだり商品カードとか持ってくんじゃないの?
てか横に商品カードついてるよ!それ持ってけばいいの!」
横に付属している商品カードをヒラヒラ落としながら運ぶたかよし。

そう言ったのですが
「商品カード?あ!ホントだ!ジュンくんごめん!拾ってくれる?」

そういうとレジまで持って行っちゃいました。

レジに持っていくと店員さんがたかよしが運んできたラックを台車に乗せ、元に会った場所に戻した後倉庫から在庫を持ってきました。

会計を終え、たかよしを待っていると

「おまたせー!」
と帰ってきました。

CDラックを背負って。
おまいさんは山伏か。

「え、送ってもらうんじゃないの?」
「いやー、オレってこういうの買ったその日に使いたい派なんだよね!」

「さすがに重いなー。」
たかよしはそういった後、頭の上に電球を光らせ
「ちょっと待ってて!」
そういうと走り去っていきました。

なんだ?と待っていると
「あったあった!」
と手にビニールのヒモを持っています。

それを使って器用にリュックのように肩ヒモを作り
「よっと。」
といいながら背負いだします。

「あーだいぶ楽だ。」
満足そうに歩き出しました。

まわりがコッチを見てます。
恥ずかしい。
するとたかよしは
「凄いね、ジュンくんは!」
と言い出します。
「はい?」
「だって皆ジュンくんのこと見てるよ!さっすがイケメンだ!」
いやいやいやいや、見てるのはお前だよ?
「あー、いいなー誰か紹介してよー」
ぼやきながらたかよしの家まで行きました。

どっしょいとラックを玄関に置き、
「まず部屋を片付けないと入らないから悪いけど手伝ってもらっていい?」
まー、先にやっとけよと思いましたけど
「いいよ。じゃあやろっか。」

と、たかよしの部屋へ行き
「このクローゼットの中の物、捨てちゃおうと思う。」
とこれまたデカイクローゼットみたいなものから物を出し始めます。

全部出し終わると
「うわ!中広いよ!」
といいながら中に入るたかよし。
「住める!コレ住める!」と大はしゃぎしてます。

僕は近くにあった棒のようなもので開かないようにドアを押さえました。
すると、
「ドンドンドン!ガチャガチャ!!バン!」
と音がして5分くらい静かになったあと

「開かなくなった。」と僕に電話してきました。
ケラケラ笑いながら開けてあげて掃除を進めること2時間ばかり。

あたりはすっかり暗くなってました。
「あ!もうこんな時間だ!ごめんねつき合わせちゃって!」
「んー、いいよいいよ。気にしないで。」
「お腹空いたでしょ?なんか食べに行こう!お礼におごるよ!」

そういうと出かける準備をしだします。

「え、ラック入れないでいいの?」
僕がそう聞くと
「レイアウトとか考えたり掃除しながらやるから帰ってきたら入れるよ!」
というのでラックは外に出したままご飯を食べに行きました。

「今日はありがとね!」
ご飯を食べ、たかよしと別れた僕は家に向かいました。

後日

「CDラックどうだった?」
と何気なくたかよしに聞くと
「アレね!でかすぎて入らなかったんだ!!」
というじゃないですか。
「ええ!!じゃあどうしたの?」
僕が驚いてると
「うん、大丈夫!!半分に切って使ってるから!」

アレ、半分に切ったの??
不思議そうな顔をしている僕を見て
「あ、残った半分いる?」

いらねぇよ。

9 返信
  1. ☆
    says:

    SECRET: 0
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    相変わらずの遅刻魔ですね。バツとして今から桜木町来てください。セグウェイで鬼ごっこしましょ

    返信
  2. マミヤ
    マミヤ says:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    たかよしさん柔軟性ありすぎ。ファーファ並にフワフワ。

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  3. 510712
    510712 says:

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    PASS: 8a7c1c476c0a1444dd6e045bb82f4b8b
    たかよしさんみたいなお友達がいたら、小さな悩みなんてふっとびそうです

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  4. 匿名
    匿名 says:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    友達のバリエーション豊富すぎですよね
    楽しそうでいいなあ

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  5. ジュン
    ジュン says:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 友達のバリエーション豊富すぎですよね
    > 楽しそうでいいなあ
    よく、「ジュンさん面白い!」って言われるけど、僕が面白いのではなく友達みんなが面白いのです。

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