なにかお探しですか?
なにかおさがしですかー?
全国の小売店の店員さんに告ぐ。
なにかおさがしですかー?
これやめろ
僕は買い物はプラプラして良い物を見つけたい派なんだよ。
だから今見てんだよ。
なのに
なにかおさがしですかー?
そうだよ。探してるんだよ。
オレが「買いたい!」って思えるものを。
買いたいものがあれば買うし、見つからなければ買わない。
それだけの事だ。
なのにいらないものをあれこれ持ってくるんじゃない。
全国の小売店の店員さんに告ぐ。
なにかおさがしですかー?
これやめろ
つい最近の出来事。
僕はいらない音楽機材を処分しようと楽器屋さんへ行った。
で、なんか売れるのある?って聞いたらそのうちの一個がトンでもなくレアものだったらしい。
![]() 蒼き風を魅了した、歴史的名機を完全再現!Chicago Iron TYCOBRAHE PEDALFLANGER |
これね。
たしか音楽仲間からポーカーかなんかで巻き上げたもので一回も使ってない。ほぼ新品。
で、楽器やってる人ならわかると思うけど作られた年代や場所などでこの類のものって値段が跳ね上がるんだよね。
その年代からしても相当なレアものでかなりの金額で売れた。僕にとってゴミだったのに、福沢先生でサッカーチームが作れるほど。
そこで僕はその福沢さんたちで交通違反の違反金と、溜まってたカードの請求の支払いの分を除き買い物しようと考えた。
あと、とりあえず嫁と子のクリスマスプレゼントを1ランク上げ、余ったお金で自分へのご褒美(笑)をしようと思いました。
この際エロい店でもいったろうかと思いましたが、隈のおっさんみたいに変な病気もらっても嫌ですのでやめました。
じゃあ何買おう。
機材を売ってさっぱりしたので機材買おう。
という結論に。
結局、例の機材を売ったお店に戻り買い物することにしました。
ちょっと話は変わりますが、僕の顔を見たことある人ならわかると思いますが、
バリバリのバンドマンって感じじゃないです。いや、実際にもバリバリのバンドマンではないんですけどね。
なんというか、ちょっとした自称中級者みたいな顔なんです。
しかし、その実態はというと演奏に関してはその通り自称中級者レベルですけど、知識、特に音楽機材に関してはプロです。自宅には自慢じゃないですけど300万は軽く超える機材があります。それで何をするかというと娘のためにドレミの歌を演奏するのです。300万の機材で。
そこのお店も店長どころかエリアマネージャーがすっとんで出てくるほどの顔なじみです。
店長もエリアマネージャーも僕の性格を知っているようで
なにかおさがしですかー?
とは言わず
「ジュンさん、何か気になるとありました?」
などと言ってくれます。ステキ。
しかし、その日は知っている人がいなかったのです。
プラプラみているとなんでしょうね。楽器屋の店員って。
なんか自分の知識に酔っているというか妙に変な態度で絡んできません?
その日もプラプラ見てる僕に対し
「なにかおさがしですかー?」
ときたもんだ。
それも金髪プリンのちゃらいヤツ。オレが嫌いなタイプだチクショウ。
しかし絡まれてしまった手前、シカトするのも大人げないので
「エフェクターを買おうと思って。」
エフェクターってのはギターに繋ぐ音を買える機材だ。
この回答が「こいつ、素人だ」感を出してしまったのか、チャラ店員のテンションがうなぎ上り。
「歪み系?歪み系っすか?」
グイグイ来るチャラ店員に僕は
「うーん、なんかいいのあったら買おうかなーって思ってる」
そしたらその店員、定番中の定番のものを持ってきたんです。
おにぎりに例えるならおかか。嫌いな人はいないだろう。でもベストオブおにぎりに選ぶ人も少ないだろう。
当たり障りのない定番だ。
しかし、僕はそうじゃない。おかかなど飽きてしまっている。
たこのワサビ漬けや牛のしぐれ煮。なんだったらあじフライみたいなキワモノでも試したいのだ。
「これはですね、ナントカってバンドのギタリストも使ってて・・」
とぎゅいぎゅい弾きながら語っています。
「知ってる。それもう100回は使った。いらん。」
「まじっすか!すいません!だったら空間系攻めます?これなんかどうスか!」
持ってきたのは定番中の定番。
サンドイッチに例えるならハム。嫌いな人はいないだろう。でもベストオブサンドイッチに選ぶ人も少ないだろう。
当たり障りのない定番だ。
しかし、僕はそうじゃない。ハムなど飽きてしまっている。
ブルーチーズやあんこ。なんだったら鞍馬サンドのうなぎみたいなキワモノでも試したいのだ。
「知ってる。それもう100回は使った。いらん。」
完全に機嫌を損ねてしまった僕は、もう帰ろうかな。機材止めてエロい店でも行こうかなって思っていたら
ガラスのショーウィンドウに入ったとあるものを見つけました。
これは・・
僕が長年探していたやつ・・
それは普通に具に飽きてしまった僕には魅力的に映った。
欲しい。
僕はすぐにチャラ店員にちょっと見せてくれと言った。
するとそのチャラ店員は
「これっすか?これロックと相性悪いっすよ。使ってる人もいないし。」
というじゃないか。なんでお前基準で選んでるんだよ、と。
オレは良いって言ってんだからさっさと鍵もってこい、と。
そんなこと考えてると遠くの方から「おーい!」と声が聞こえ、見慣れた汚い顔の店長が来た。
「ジュンくーん!来てたなら言ってよー!」
良かった。こいつは汚い見てくれだけど話が分かるんだ。
チャラ店員を「ぺっぺっ」と追い払うと、店長は
「これ?相変わらずマニアックだねー!もちろんいいよ!準備するからね!おーい、エミちゃん!○○ってギター持ってきて!チューニングはCにしてね!あとアンプは○○で!」
何も言わずともアジフライやうなぎサンドを持ってきてくれるこれこそ僕の求めている接客だ。
20代中盤のちょっと油断の見える体型と若さの間にある、要はたまんねぇカラダのバイトのエミちゃんが準備してくれて僕は用意された機材をいじくってると
「どう?」
店長は言います。
「かなりいいね。買うわ。」
「それね、コーラスとフランジャーとも相性良いよ。エミちゃん○○と○○持ってきて。」
店長はそういうと
「悪いけどちょっと電話してくるからさ。なんかあったらエミちゃんに言ってね。」
とエミちゃんの腰をポンと叩いてました。セクハラ野郎め。オレにもポンさせろ。
僕はエミちゃんにアレコレ持ってきてもらいいろいろ試しました。
「すごい綺麗な音になるんですね。」
そういうエミちゃんに僕は
「こういうのはね、つなぎ方一つで音の印象が変わるんだよ。こんな風に・・」
と言いながら機材をいじるふりしてエプロンの奥のおっぱい見ようと思ったら見えませんでした。
結局僕はエミちゃんに
「これ全部買う。」
と言ってレジまで行きましたが、電話を終えた店長が
「申し訳ない。持ってきたうちの何個か予約済みなんだよ。」
と一言。
そっかー残念、って思ってると
「でも姉妹店にさっき確認したら在庫あるらしいから取り寄せて家まで送ってあげるよ。荷物増えるの嫌いでしょ?」
どうやら先ほど電話しに行ったのは、それを確認していたらしい。
分かる。この店長、非常に分かる男だ。
この際だから全部送ってもらう事にして僕はホクホクで帰りました。
全国の小売店の店員さんに告ぐ。
なにかおさがしですかー?
これやめろ
どうせなら
こんなのおさがしじゃないですかー?
そう言ってもらえる接客を僕は待っているのだ。
こういわれるとすごくうれしい。とおもうよ。
ま、顔なじみじゃなきゃ難しいけどね。
今回は大満足の買い物ができました。
あえて残念なのが機材の一つがどうしてもなかったことと、エミちゃんのおっぱい見れなかったことくらいでした。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
僕ドウテーですよー。
ジュンさん貰ってくださいよー。
一緒に気持ちなりましょーよー。
腰にパン!しましょ。パンッ!て♡
変なビョーキ移しちゃうぞ♡♡
店員にオススメする言葉としては
「何か気になるのあったら言って下さい」
だね。しつこいのはNGだ。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
エミチャン○○
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
もちろん、最後の文章ですが(笑)
確かにだなーと思いました。
そしてエミちゃんの乙杯を私も見てみたいぞ!←レズに非ず、単なる好奇心
SECRET: 0
PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
色んなアイテム見ながら
脳内でシミュレーションしてるときに
声かけられたら、ほんまたまらんです。
できれば声かけてほしくない。
てか
こちらから声かけようとしたら、店員同士雑談に夢中なのが一番困ります・・・。