なんだってんだ。 前編

ゆん「あちゃー。」

なつみ「まいったね。」
ゆん「うーん、まあなんとかするか・・」
なつみ「できるかな。」
ゆん「わからん。」

登場人物

ゆん 一応リーダー
なつみ その同期
後輩男 後輩。忠実。
後輩女 ちょっと生意気なところアリ
上司 優しいが仕事には厳しい。

僕の仕事はさまざまなイベントや催し物を行う会社。
やりたかった音楽系もすこーしあるけどほとんどが就職のイベントなどその他企業のイベントの下請けだ。

今回は誰もが聞いたことある大企業のイベントの企画を任された。

上司「ほら。企画書は全部まとめた。コレにそってやってくれればいいから。」
ゆん「ありがとうございます。お大事にとお伝えください。」
上司「悪いね。頼むよ。」

本来、この上司がリーダーとなりこの企画を開催する予定だったけど、子供が入院してしまったためにかわりに僕が任されることになってしまった。
こんな大きなイベント、僕のような下っ端ではなくもっと経験がある人が本当はやるんだが、あいにく他の仕事を持っていて手が足りない。
仕方なく、その上司と一番親交の深い僕がやることになってしまった。

なつみ「よろしくねー。」
ゆん「こいつは俺の同期のなつみだ。よろしく。」
後輩男「よろしくお願いします。」
後輩女「よろしくおねがいしまーす!」
ゆん「まあ、チームはコレだけなんだ。」
後輩女「マジっすか?そうとう大きなイベントなのに?」
ゆん「ま、まあ企画書はあるからそれに従ってくれれば大丈夫。」
なつみ「不安だけど、やるしかないんだから頑張りましょう!」
後輩男「はい!」

ゆん「さ、始めるぞ!!」
一同「おう!!」

ゆん「男君、業者の一覧がある。日程を押さえて。」
後輩男「はい!」
ゆん「なつみ、女さんと会議行って来て。」
なつみ「分かった!行くよ!」
後輩女「はーい。」
ゆん「さて俺は、企画書をまとめるか。」

始まった。
リーダーのはずだった上司のためにも失敗は許されない。

ゆん「だー、きったねぇな。ごちゃごちゃじゃねぇか。」

ゆん「どこに置いたんだ?企画書・・・」

上司の机の上にある企画書を取りに来たんだが、問題が。
汚い。
物にあふれていて、何がどこにあるんだか分からない。

ゆん「あー、もう・・・」

まあ、バタバタしてたんだ。仕方ないか・・・

僕は探した。

なつみ「ただいまー、うわー・・・」
ゆん「・・・・・・。」
後輩女「なにやってんすか??」
ゆん「・・・・・ないわ。」
なつみ「えっ??」
ゆん「企画書。なくなったわ。」
なつみ「え?ウソでしょ??アレがないと・・・・」
ゆん「おう、無理だ。」
後輩女「あ、そういえば男くんが一回みたいとか言ってたけど・・・」
ゆん「じゃあ、あいつが知ってるかもな。」
後輩女「持ち出したりはしないから・・ここにはあるとは思うんだけど。」
なつみ「変なトコに置いたのかな。探しましょ。」
ゆん「お願いします。」

なつみ「はぁはぁ・・・」
ゆん「・・・ないな。。」
後輩女「どこ置いたんだよ、あいつ・・」
ゆん「あれないと進まねぇからなー。」
後輩男「戻りましたー。」
ゆん「あ、帰ってきた!おい!」
後輩男「あ、ゆんさん!そうだ。企画書ってどこにあります?先方が見たいって・・」
ゆん「え??知らないの?」
後輩男「探したけど見当たらなかったんですよ。」
なつみ「ウソでしょ??」
ゆん「マジか。仕方ない。上司に電話するか。」
なつみ「なんでなくなっちゃうんだろう。」
後輩女「大丈夫かなぁ・・」

ゆん「出ない。」
なつみ「病院じゃない?」
ゆん「かもな。」
後輩男「どうします?」
ゆん「俺が新しく作る。」
後輩女「間に合います?てかやったことあるんですか?」
ゆん「2回だけ。一応上司にも連絡取って見てくれる?途中で見つかったらそっちを使おう。」
後輩男「分かりました。」
ゆん「じゃ、やるか。」
なつみ「ええー・・・」

ゆん「あと3日か・・やるか。」

寝ずの戦いが始まった。

続く。

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