ハロー ファスシネイション

自惚れでも驕りでもない。

オレは人気者だ。

ブログやそういったところのみでない。
実生活、現実でも「ジュン」さんは大人気なのだ。

たしかに、人前に出ることは多い。
性格も人懐っこく明るいから親しみやすいのだろう。

しかーしだね！

実際の僕はとんでもないただのクズだし
さんざん遊んでおいて飽きたらポイするし
食べ物すら好き嫌いの多いめんどくさいやつだ。

なのに僕の周りの連中はこんな「クズ」のなかに何か「魅力」を感じているからこそ、この僕とつるむのだろう。

僕はそんな「魅力」を見出す力があるのかもしれない。

例えばこのブログに出てくる人たち。
君たちの目にはとても魅力的に映ってるらしく「会いたい！」とよく言われる。
しかし現実の彼らはどうか。
とんでもねぇぞ。

クズのようすけ
バカたかよし
陰気なにしの
暴力女なぎさ
暴君あさい
キ○ガイミカ
めんどくさいやない
友達のいないみほ
わがままチカ
陰湿ネジ
粘着質しろ

ざーっとあげるだけでこの有様である。

何が魅力なんだか分からん。

とは言っても彼らは僕の大事な仲間であり友達である。
矛盾してるけど、こんなクズどもだけど悪く言うやつはオレが許さん！！

たとえば、ようすけを例にとってみてみよう。

彼は僕の学校は違うけれども学生時代からの友人でクズだ。
平気でウチに泊まりに来たり一緒に海外に旅行に行ったりしたほど仲が良い。
実は読書が趣味で哲学すら学んだほどの知識人である。
だが、ふとしたきっかけに話した「死ぬまでにしたい１０の事」というテーマでは
一卵性双生児と３P、北欧美人姉妹と３P、ナースと３Pがそれぞれランクインするという始末。しかもこの間そのうちの一つをクリアしたというのだから世も末である。
ソッチ絡みでは裁判一歩手前までなんども到着している猛者である。

しかし、彼もまたすごい人気、というかモテっぷりで何故だか手の空く暇すらないのだ。

時に僕は「ようすけの魅力」とは・・と考えてみた。
これがね、確かにオレたち男から見ればたくさんあるんだ。
例えば「自由な性格」とか「本能のむくままに生きてる」とか、普通の人にはしたいけど怖くて出来ないことを平気で出来る。
そんなところがとても魅力的だった。
しかし、モテるということは女性から見ても魅力的な存在なのだろう。ところがどう頑張っても女性から見ての魅力が微塵も感じられない。

そんなある日彼の「元交際相手」に会うことが出来た。

というよりオレの友達にようすけが手を出しただけなんだけど。

ちょっと僕は聞いてみた。

ジュン「ようすけの魅力って何？」
元カノ「え？ようすけ？？うーん。わかんない。」
ジュン「なんでよ。なんかしらあるでしょ？」
元カノ「ないよ、別に。」
ジュン「じゃあなんで付き合ってたんだよ。」
元カノ「なんていうか、あいつダメ過ぎるからあたしがいないとダメかなって。」
ジュン「え？」
元カノ「あたしが見張ってないと何するか分からんし。でも、ある日突然疲れちゃってイヤになった。」
ジュン「え・・」
元カノ「あ、でもあれは格段にうまかった。あたしの人生で１，２位を争うくらい！」

とまあ、残酷な答えを聞いてしまった。

「なんでフラれたんかなー、大事にされてたんだけどなー。」
なんてぼやいてたようすけ本人はこのブログを通して始めて知る事実なんだけど少しは反省してもらいたいものである。

いや、良いヤツなんだけどね。

人の魅力とは一体なんなんだろうか・・